「ランニングを始めたいけど、体力がないから続けられる気がしない」
「走ってもすぐ息が上がって、結局歩いてしまう」
「ダイエットのために走りたいけど、また三日坊主になりそう……」
そんな悩みを抱えていませんか?
私も最初はまったく同じでした。
というより、私はもともと走ることが大嫌いでした。
小学生の頃から太っていて、小学6年生のときには体重が約80kg。
走るのは遅いし、体育の授業では周りについていけない。
一生懸命走っているだけなのに笑われたこともあって、いつしか私の中で、
「走る=しんどいし、恥ずかしいもの」
になっていました。
そんな私が36歳になって、ダイエットをきっかけにもう一度ランニングを始めます。
もちろん、最初から気持ちよく走れたわけではありません。
2kmすらまともに走れませんでした(笑)。
それでも、「疲れたら歩いていい」「今日は外に出ただけでもOK」と自分なりのルールを作ったことで、少しずつランニングが続くようになりました。
現在ではランニングが習慣になり、ハーフマラソンも2時間10分で完走。
食事改善や筋トレなども組み合わせながら、約2年間で15kg減量し、現在も体型を維持しています。
この記事では、運動経験がほとんどなく、2kmも走れなかった私が実践した**「ランニング初心者が続けるための7つのコツ」**を紹介します。
この記事で分かることは、次のとおりです。
- ランニング初心者が無理なく始める方法
- 走れなくなったときに歩いてもいいのか
- 三日坊主にならないために私が決めたルール
- 2kmも走れなかった私がランニングを習慣にできた理由
- ランニングを「ダイエット」から「趣味」に変えられたきっかけ
「ランニングを始めたい。でも、自分には無理かもしれない」
そう思っている人にこそ読んでもらいたい記事です。
最初から何kmも走る必要なんてありません。
まずは外に出る。それだけでも十分なスタートです。
ランニング初心者が続けるコツは「頑張って走らない」こと
いきなり結論から言うと、私がランニングを続けられた一番の理由は、
「頑張って走ること」をやめたからです。
ちょっと意味分からんよね(笑)。
ランニングを始めた頃の私は、
「最低でも30分は走らないと」
「途中で歩いたら意味がない」
「ダイエットするなら毎日走らないと」
そんなことばかり考えていました。
でも、運動経験がほとんどない36歳のおっさんが、いきなりそんなことできるわけないんですよ。
できない。
↓
「やっぱり自分には無理や」
↓
走らなくなる。
何度もこのパターンになりました。
そこで、考え方を変えました。
走れなくなったら歩く。
疲れていたら休む。
ランニングウェアに着替えただけの日があってもいい。
まずは「走ること」ではなく、ランニングを生活の中から消さないことを目標にしたんです。
すると不思議なもので、少しずつ外へ出ることへの抵抗がなくなっていきました。
今振り返ると、ランニング初心者だった私に必要だったのは「もっと頑張ること」ではありませんでした。
続けられるくらいまで、ハードルを下げること。
これが一番大切だったと思っています。

小6で80kg|私がランニングを嫌いになった理由
今ではランニングが趣味になっていますが、子どもの頃の私は走ることが本当に嫌いでした。
というか、
できることなら走りたくなかった(笑)。
理由は単純です。
太っていて、走るのが遅かったから。
小学6年生の頃には、体重が約80kgありました。
体育の授業で走れば、すぐに息が上がる。
周りの友達にはどんどん置いていかれる。
一生懸命走っている姿を笑われたこともありました。
子どもの頃って、こういう経験が妙に頭に残るんですよね。
「走ったらまた笑われるんちゃうか」
「どうせ自分は走れへんし」
そんな気持ちが、ずっと残っていました。
中学生、高校生になっても運動部には入らず、ずっと帰宅部。
大人になってからも、わざわざ自分から走ろうなんて考えたことはありませんでした。
だから今、
「ランニングを始めたいけど、人に見られるのが恥ずかしい」
「走るのが遅いから外で走りたくない」
という人の気持ちは、めちゃくちゃ分かります。
私もそうだったからです。
でも今になって思います。
他人が自分の走る速さなんて、思っているほど気にしていません。
速くなくていい。
途中で歩いてもいい。
まずは自分のために走ればいい。
そう思えるようになるまで、私はかなり時間がかかりました。

36歳でランニング開始|最初は2kmすら走れなかった
そんな私が36歳になって、再び走ることになります。
きっかけはダイエットでした。
体重が80kgまで増え、
「さすがにこのままではアカン」
と思って食生活を見直し、自宅で軽い筋トレも始めました。
少しずつ体を動かすことにも慣れてきた頃、
ふと思ったんです。
「ちょっと走ってみよかな」
今思えば、本当にそれくらいの軽い気持ちでした。
ランニング用のウェアを完璧に揃えたわけでもありません。
高価なランニングシューズを買ったわけでもありません。
家にあった普通のスニーカーを履いて、とりあえず町内を走ってみました。
そして、
見事に撃沈しました(笑)。
最初のランニングは「こんなに走れへんの?」が本音だった
走り始めてすぐに息が上がりました。
脚も重い。
胸もしんどい。
「え?こんなに走れへんもんなん?」
自分でもびっくりしました。
昔から運動していなかったとはいえ、
「さすがに2kmくらいなら走れるやろ」
と思っていたんです。
甘かった(笑)。
途中で何度も歩きました。
走って、歩いて。
また少し走って、しんどくなったら歩く。
たったそれだけなのに、家に帰る頃にはヘトヘトでした。
しかも当時は、
「途中で歩いたらランニングじゃない」
くらいに思っていました。
だから最初は、
「やっぱり俺には向いてへんのかな……」
という気持ちもありました。
ここで昔の、
「自分は走れない人間」
という感覚が少し戻ってきたのを覚えています。
でも、今回はここでやめませんでした。
なぜなら、これまでのダイエットで一つだけ学んでいたからです。
最初から100点を取ろうとすると、私は続かない。
食事もそう。
筋トレもそう。
ランニングだって同じやろ。
だったら、
歩いてもええやん。
そう考えることにしました。
この「歩いてもいい」が、その後ランニングを続けられるようになった最初の転換点でした。

ランニング初心者の私が続けられた7つのコツ
最初は2kmすらまともに走れなかった私ですが、そこから少しずつランニングを続けられるようになりました。
ただ、何か特別なトレーニングをしたわけではありません。
むしろ逆です。
「ちゃんと走らなければいけない」という考えを、どんどん捨てていきました。
ランニング初心者だった私が実際に続けてきたのは、次の7つです。
| 続けるコツ | 私が決めたこと |
|---|---|
| ① 距離を決めない | 何km走るかより外に出る |
| ② 疲れたら歩く | 歩いても失敗にしない |
| ③ 毎日走らない | 疲れている日は休む |
| ④ 着替えたら100点 | 行動のハードルを下げる |
| ⑤ タイムを気にしすぎない | 昨日の自分と比べる |
| ⑥ 小さな成長を喜ぶ | 3km走れた達成感を大切にする |
| ⑦ 痩せる以外の楽しみを見つける | ランニング自体を楽しむ |
今でも、この考え方はほとんど変わっていません。
一つずつ、私の失敗談も含めて紹介します。
① 最初から走る距離を決めなかった
ランニングを始めると、
「初心者は何km走ればいいんやろ?」
と気になりますよね。
私も最初は調べました。
3km。
5km。
30分。
いろいろな数字が出てきます。
でも、2kmすらまともに走れなかった私にとって、その数字が逆にプレッシャーになりました。
「今日は5km走るぞ!」
と決めて家を出る。
でも2kmで限界になる。
すると、
「今日も目標達成できんかった……」
となるんです。
これ、今考えたらめちゃくちゃもったいない。
だって、2kmは走ってるんですよ。
家のソファで寝転がっていた以前の私から考えたら、とんでもない進歩です(笑)。
そこで私は、
最初から距離を決めるのをやめました。
今日は町内を一周してみよう。
余裕があったら、もう少し先まで行ってみよう。
しんどかったら帰ろう。
それくらい。
すると「5km走れなかった」ではなく、
「今日も外に出られた」
と思えるようになりました。
ランニング初心者のうちは、距離を伸ばすことよりも、まず走ることを生活の中に入れる。
私にはその方が合っていました。

② 疲れたら歩く|「歩いたら意味がない」をやめた
これも、ランニング初心者だった私には大きな変化でした。
最初の頃は、
「一度歩いたら負け」
くらいに思っていました。
だから息が上がっても無理に走る。
脚が重くても走る。
その結果どうなるか。
めちゃくちゃしんどい(笑)。
そして翌日、
「昨日しんどかったし、今日はやめとこ……」
となる。
これでは続きません。
そこで、
「しんどくなったら歩いていい」
というルールに変えました。
走る。
しんどくなったら歩く。
呼吸が落ち着いたら、また走る。
また疲れたら歩く。
それだけです。
最初は、
「これランニングって言ってええんかな?」
と思っていました。
でも、そんなことはどうでもよかったんです。
走ったり歩いたりしながらでも、私はちゃんと前へ進んでいました。
初心者向けのランニングでも、走る時間と歩く時間を組み合わせながら徐々に慣れていく方法があります。
私自身、専門的な方法を知って始めたわけではありませんが、結果的にこのやり方が自分には合っていました。
歩くことは、ランニングをやめることではありません。
私にとっては、
「次にもう一度走り出すための休憩」
でした。
この考え方になってから、走ることへの怖さがかなり減りました。
③ 毎日走ろうとしなかった
ダイエットを始めた頃の私は、とにかく極端でした。
「やるなら毎日。」
「休んだらサボり。」
そんな考え方をしていました。
でも、仕事があります。
家族との時間もあります。
雨の日もあります。
めちゃくちゃ疲れている日もあります。
30代後半になると、
「今日は仕事だけでもう勘弁してくれ」
みたいな日、普通にあるんですよ(笑)。
それなのに、
「今日も走らなあかん……」
となると、ランニングそのものが嫌になります。
だから、毎日走ることをやめました。
疲れていたら休む。
雨なら走らない。
家族との予定があれば、そっちを優先する。
ただし、一つだけ決めました。
休んでも、ランニングをやめたことにはしない。
1日休んでもいい。
2日空いてもいい。
また走れば続きです。
この考え方は、今でもかなり大切にしています。
ランニングを習慣化するなら、
「何日連続で走ったか」より、「休んでも戻ってこられるか」
の方が大事なんちゃうかなと、私は思っています。

④ 「ランニングウェアに着替えたら100点」にした
これ、今でもやっています。
ランニングで一番しんどい瞬間って、走っている最中やと思うでしょ?
私の場合は違います。
走り始めるまでです(笑)。
仕事から帰ってきて、
ソファに座る。
スマホを見る。
ちょっとだけ休憩する。
……
終わりです(笑)。
一回ここに入ると、もう動けません。
「今日は疲れたし」
「明日の方が天気いいし」
「今から走ったら遅くなるし」
走らない理由だけは、無限に出てきます。
だから、
「今日は5km走る」
ではなく、
「とりあえずランニングウェアに着替える」
を目標にしました。
着替えた。
はい、100点。
シューズを履いた。
もう120点です。
ここまで来ると、
「せっかく着替えたし、ちょっとだけ行こかな」
となる日が結構ありました。
もちろん、本当に疲れている日は着替えて終わりでもOK。
それでも私は、
ランニングにつながる行動を一つできた
と考えるようにしました。
以前の記事でも書きましたが、私はダイエットで「100点を目指さない」ことを大切にしています。
ランニングも同じでした。
5km走れたから成功。
走れなかったから失敗。
そんな0か100かではなく、
着替えただけでも昨日より前に進んでいる。
そう考えた方が、圧倒的に続けやすかったです。
⑤ タイムより「昨日の自分」を見るようになった
ランニングを少し続けると、今度はタイムが気になり始めます。
1km何分。
5km何分。
SNSを見ると、
「5kmを25分で走りました!」
「今日はキロ5分!」
みたいな投稿も目に入ります。
当然、
「みんな速っ!」
ってなる(笑)。
私も人と比べて、
「自分、遅いなぁ……」
と思ったことがあります。
でも考えてみたら、比べる相手を完全に間違えていました。
私が本当に比べるべきなのは、
速いランナーではありません。
昨日までの自分です。
昨日より100m長く走れた。
昨日より1秒だけ長く走れた。
同じ距離でも、今日は少し楽に感じた。
それで十分。
特に初心者の頃は、タイムよりも、
「前よりちょっとできるようになった」
という変化の方が嬉しかった。
ここでも、私がずっと自分に言い聞かせている考え方があります。
0.01ミリでも前に進めたら、それでええ。
ランニングを始めたばかりなら、そのくらいで十分です。
⑥ 初めて3km走れた日、「しんどい」が「楽しい」に変わった
これは今でも覚えています。
最初は2kmも走れなかった私が、少しずつ走ることを続けて、
初めて3kmを止まらずに走れた日。
めちゃくちゃ嬉しかった。
タイムなんて大したことありません。
誰かに褒められたわけでもありません。
大会でもありません。
ただ家の近所を3km走っただけです。
でも私にとっては、
「俺、3km走れたやん!」
だったんです。
子どもの頃から、
「自分は走れない人間」
だと思っていました。
その自分が3km走った。
この小さな成功体験で、ランニングに対する感覚が少し変わりました。
それまでは、
走る=しんどい
だったのが、
走る=昨日できなかったことができる
になったんです。
ここからです。
ランニングが少しずつ楽しくなったのは。
「次はもうちょっと走れるかな?」
「この道の先まで行ってみようかな?」
そんな気持ちが自然と出てきました。
ダイエットのために無理やり走っていた頃とは、完全に違いました。

⑦ 「痩せるため」だけに走らなくなった
ランニングを始めた理由はダイエットでした。
最初は、
「何kcal消費した?」
「これだけ走ったら痩せるかな?」
そんなことばかり考えていました。
でも、続けているうちに変わってきました。
朝の空気が気持ちいい。
昨日より遠くまで行けた。
知らなかった道を見つけた。
走り終わった後の達成感が好き。
一人で何も考えず走る時間も悪くない。
気付けば、
「痩せるために走る」だけではなくなっていました。
これは、私がランニングを続けられた大きな理由だと思っています。
ダイエットだけが目的だと、体重が減らない日は、
「こんだけ走ったのに何でやねん!」
ってなるんですよ(笑)。
でも、
「今日も走れて気持ちよかった」
が一つ加わるだけで、体重が変わらなくてもランニング自体は成功になります。
その積み重ねで、走ることが習慣になりました。
そして今では、子どもの頃あれだけ嫌いだったランニングが趣味になっています。
人生、分からんもんですね(笑)。
ランニング初心者は何分・何kmから始めればいい?
ここまで読んで、
「歩いてもいいのは分かった」
「毎日走らなくてもいいのも分かった」
でも、
「結局、初心者は何分・何km走ったらええの?」
と思っている方もいるかもしれません。
私もランニングを始めた頃は、めちゃくちゃ気にしていました。
ネットで調べて、
「初心者はまず3km」
「20〜30分は走ろう」
みたいな数字を見るたびに、
「いや、そもそもそこまで走れへんねんけど……」
となっていました(笑)。
だから、実際に2kmも走れなかった私から伝えたいのは、
最初から距離や時間を達成することにこだわらなくても大丈夫
ということです。
初心者の頃の私は、こんな感じでした。
| 気になること | 初心者だった私のやり方 |
|---|---|
| 距離 | 最初から決めない |
| 時間 | 何分走るかより、まず外へ出る |
| ペース | 息が上がりすぎない程度 |
| しんどくなったら | 歩く |
| 頻度 | 毎日にはこだわらない |
| 最初の目標 | ランニングを嫌いにならない |
| 最初に嬉しかった記録 | 3kmを止まらず走れたこと |
これは「全員この方法が正解」という話ではありません。
年齢や体力、運動経験によって、無理のない距離やペースは違います。
ただ、運動経験がほとんどなかった私の場合は、距離や時間より「また次も走ろう」と思える余力を残すことが継続につながりました。
ランニング初心者は途中で歩いてもいい?
私は歩いていました。
むしろ最初の頃なんて、
走る。
歩く。
また走る。
また歩く。
これの繰り返しです。
だから、
「途中で歩いてしまったから今日はダメだった」
と思う必要はないと私は考えています。
私自身、歩くことを「失敗」と考えていた頃より、
「疲れたら歩けばええやん」
と思えるようになってからの方が、圧倒的にランニングを続けやすくなりました。
ランニングを始めたばかりの頃に大切なのは、一回の運動で自分を限界まで追い込むことより、
次もやってみようと思えること。
少なくとも私はそうでした。
走っていて苦しくなったら歩く。
呼吸が落ち着いて、
「もうちょっといけそう」
と思ったら、また走る。
これだけでも十分スタートになります。

ランニング初心者は毎日走った方がいい?
これも私が最初に勘違いしていたことです。
ダイエット目的だったので、
「毎日走った方が早く痩せるやろ!」
と思っていました。
でも、実際にやってみると無理でした。
脚は疲れる。
仕事もある。
家族との予定もある。
そして何より、
「今日も走らなあかん」
と思い始めると、だんだん走ることが嫌になります。
だから私は、毎日走ることにはこだわらなくなりました。
疲れている日は休む。
予定がある日は走らない。
天気が悪ければ無理をしない。
その代わり、
「休んだから終わり」にしない。
ここだけは大切にしました。
1日休んでも、
2日休んでも、
またシューズを履けば続きです。
私の場合は「毎日走る」より、
休んでも戻ってこられるランニング
を目指した方が、結果的に長く続きました。
ランニング初心者はどのくらいのペースで走ればいい?
最初の頃の私は、
「走る=速く走る」
だと思っていました。
だから毎回、
最初だけ元気いっぱい(笑)。
スタート直後に勢いよく走って、
すぐに、
「ハァ……ハァ……ちょ、無理……」
となる。
今考えれば当たり前です。
そこで少しずつ、
「もっとゆっくりでええんちゃう?」
と考えるようになりました。
速さより、
呼吸が苦しくなりすぎないペース。
「これならもう少し続けられそう」
と思えるくらいで走る。
そうすると、以前より長く走れるようになりました。
初心者の頃は、他のランナーに抜かれることもありました。
ちょっと恥ずかしい。
抜き返したくなる。
でも、そこで張り合ったらすぐバテます(笑)。
だから、
「あの人はあの人。俺は俺。」
と思うようにしました。
これも結局、
昨日の自分と比べる。
という話につながっています。
走るのが恥ずかしい初心者へ|他人より自分を見る
これは今回の記事で、どうしても書いておきたいことです。
ランニングを始めたいけど、
「遅いから恥ずかしい」
「太っているから見られたくない」
と思っている人もいるかもしれません。
私には、この気持ちが痛いほど分かります。
小学生の頃、
太っている自分が一生懸命走っている姿を笑われた。
その記憶が残っていたからです。
36歳でランニングを始めたときも、最初は人の目が気になりました。
速そうなランナーとすれ違う。
自分はもう息が上がっている。
向こうは涼しい顔で走っている。
「俺、めっちゃダサいんちゃう?」
そんなことも考えました。
でも続けていくうちに、
あることに気付きます。
すれ違ったランナーは、そのまま走っていきます。
散歩している人も、普通に通り過ぎます。
思っていたほど、誰も私を見ていませんでした。
これに気付いたら、かなり楽になりました。
そもそも、
昨日まで走っていなかった自分が、
今日はランニングウェアを着て外にいる。
それだけでええやん。
そう思えるようになったんです。
子どもの頃の私は、
「人に笑われないように走る」
ことばかり考えていました。
でも36歳になって、ようやく、
「自分のために走ればええんや」
と思えるようになりました。
この記事を書いていて思いますが、
もしかすると私がランニングを続けられた一番大きな理由は、ここだったのかもしれません。

2km走れなかった私がハーフマラソンを完走するまで
2kmもまともに走れなかった私ですが、少しずつ距離を伸ばしていきました。
最初に3kmを止まらず走れた。
次は、
「もう少し先まで行ってみよう」
と思うようになった。
少しずつ走れる距離が伸びていくのが、純粋に楽しくなってきました。
そして気付けば、
ランニングは「ダイエットのために仕方なくやる運動」ではなく、私の趣味になっていました。
その後、私はハーフマラソンにも挑戦。
記録は、
2時間10分。
もちろん、速いランナーから見れば特別なタイムではないと思います。
でも私にとっては、タイム以上の意味がありました。
だって、
小学6年生で約80kg。
走ることを笑われて、
ずっと運動を避けてきた人間です。
36歳で久しぶりに走ったら、
2kmすら走れなかった。
その自分が、
21.0975kmを自分の脚で走った。
ゴールしたときは、
「俺でもここまで走れるようになるんやな」
と、本気で思いました。
昔の自分に言っても、
たぶん絶対信じないでしょう(笑)。
15kg減量して分かった|ランニングだけで痩せたわけではない
ここは大事なので、ハッキリ書いておきます。
私は約2年間で15kg減量しましたが、
ランニングだけで15kg痩せたわけではありません。
食生活を見直しました。
コンビニで買うものを変えました。
自宅で筋トレもしました。
毎日の小さな行動を変えました。
その中の一つが、ランニングです。
だから、
「毎日○km走れば15kg痩せられる」
とは言えません。
体重の変化には食事や活動量など、さまざまな要素が関係します。
ただ、私にとってランニングには体重の数字とは別の、大きな意味がありました。
「自分にもできる」という感覚をくれたことです。
3km走れた。
5km走れた。
昨日より少し長く走れた。
そういう小さな成功が増えるたび、
食事も、
筋トレも、
「もうちょっと続けてみよう」
と思えるようになりました。
ランニングが直接15kgを落としてくれたというより、
ダイエットを続けられる自分を作ってくれた。
私の感覚では、こっちの方が近いです。
そして、次の目標ができた
ハーフマラソンを完走して、
「もう十分やろ」
とはなりませんでした。
むしろ逆でした。
2km走れなかった。
3km走れた。
少しずつ距離が伸びた。
ハーフマラソンも完走できた。
そうなると、
「じゃあ、次はどこまでいけるんやろ?」
と思うようになりました。
今の目標は、
フルマラソン完走です。
42.195km。
今でも、
「いや、長すぎるやろ」
とは思います(笑)。
でも昔の私なら、
挑戦しようとすら思わなかったはずです。
だから結果がどうなるかより、
まず挑戦してみたい。
小学6年生の頃からずっと、
「自分は走れない人間」
と思っていた私が、
今では42.195kmを目標にしています。
人生って、ほんま分からんもんです。

ランニング初心者によくある質問
最後に、これからランニングを始める人が気になりやすい疑問をまとめます。
私自身も初心者の頃に悩んだことばかりです。
ランニング初心者は毎日走った方がいい?
毎日走ることにこだわる必要はありません。
少なくとも私は、毎日走ろうとすると、
「今日も走らなあかん……」
と義務のように感じてしまい、逆に続きませんでした。
疲れている日は休む。
予定がある日も休む。
雨の日だって無理しない。
大切にしていたのは、
休んでも、また走れば続きになる
という考え方です。
ランニングを習慣にしたいなら、連続記録を伸ばすことより、無理なく続けられるペースを見つける方が大切だと私は感じています。
ランニング初心者は何kmから始めればいい?
「まずは○km」と決めなくてもいいと思います。
私は最初、2kmすらまともに走れませんでした。
それなのに5kmを目標にしたら、
「今日もできなかった」
という失敗体験ばかり増えてしまいます。
だったら最初は、
家の周りを少し走ってみる。
それくらいでもいい。
1kmでも500mでも、
昨日まで走っていなかった人が走ったなら、それは立派な一歩です。
距離は、続けていればあとから少しずつ伸びてきます。
途中で歩いたらランニングの意味はない?
私はめちゃくちゃ歩いていました(笑)。
走って、
しんどくなったら歩いて、
呼吸が落ち着いたらまた走る。
初心者の頃は、この繰り返しでした。
だから私の中では、
「歩いた=失敗」ではありません。
歩くのは、次に走り出すための休憩。
そう考えるようになってから、ランニングへのハードルがかなり下がりました。
走るのが遅くても大丈夫?
大丈夫。
少なくとも、最初の私はめちゃくちゃ遅かったです(笑)。
ランニングを始めると、速い人がどうしても目に入ります。
でも、その人と自分では走ってきた時間も体力も違います。
私が見るようにしたのは、
他人のタイムではなく、昨日の自分。
昨日より少し長く走れた。
前より息が上がらなくなった。
同じ距離をちょっと楽に走れた。
初心者のうちは、そんな変化を見つける方が楽しく続けられました。
ランニングシューズは最初から必要?
私の最初の一歩は、家にあった普通のスニーカーでした。
「続くか分からんのに、全部揃えるのもなぁ……」
くらいの気持ちだったからです。
ただ、ランニングを続けるようになってからは、専用のランニングシューズを使うようになりました。
これから長く続けたい人や、足への負担が気になる人は、自分の足に合ったシューズを選ぶことも大切です。
最初から道具を完璧に揃えることより、
まず一歩目を踏み出す。
私はそこから始まりました。
まとめ|ランニングは「走れた距離」より続けたことを喜ぼう
最後に、ランニング初心者だった私が続けるために意識した7つのコツを振り返ります。
- 最初から距離を決めない
- 疲れたら歩く
- 毎日走ろうとしない
- ランニングウェアに着替えたら100点
- タイムより昨日の自分を見る
- 小さな成長を喜ぶ
- 「痩せるため」以外の楽しみを見つける
振り返ってみると、どれも特別なことではありません。
速く走る方法でもない。
効率よくタイムを縮める方法でもない。
全部、
「どうしたら明日もやめずにいられるか」
を考えて、自分なりに作ってきたルールです。
小学6年生で約80kg。
走るのが遅くて、一生懸命走っている姿を笑われた。
それから長い間、
「自分は走れない人間」
だと思っていました。
36歳になって、ダイエットのためにもう一度走り始めても、最初は2kmすらまともに走れませんでした。
途中で歩く。
息が上がる。
「やっぱり向いてへんのかな」
と思う。
それでも、やめなかった。
というより、
やめなくて済むくらいまで、自分でハードルを下げました。
すると2kmが3kmになり、
少しずつ走れる距離が伸びて、
いつの間にかランニングが趣味になりました。
そして最終的には、ハーフマラソンを2時間10分で完走。
今ではフルマラソン完走という、昔の自分なら絶対に考えなかった目標までできました。
だから、これからランニングを始める人に一つだけ伝えるなら、
最初から「ランナー」になろうとしなくていい。
まずは今日、外に出てみる。
そこからで十分です。
今日からできること|まずは10分だけ外へ出てみよう
この記事を読み終わったあと、
「よし!明日から5km走ろう!」
と気合いを入れなくても大丈夫です。
むしろ今日は、
運動できる服に着替えて、10分だけ外へ出てみませんか?
最初は歩くだけでもいい。
少し走ってみたくなったら走る。
しんどくなったら、また歩く。
10分経ったら帰ってくる。
それで100点です。

「今日は1kmしか走れなかった」ではありません。
「今日は1kmも走った」
です。
この見方を変えるだけでも、ランニングはちょっと楽になります。
0.01ミリの成長を喜ぼう
ダイエットをしていると、どうしても結果を急いでしまいます。
体重が減った。
ウエストが細くなった。
5km走れた。
タイムが縮まった。
もちろん、そんな変化は嬉しいです。
でも毎日、目に見える結果が出るわけではありません。
今日は昨日より走れなかった。
途中で歩いてしまった。
疲れて走るのをやめた。
そんな日もあります。
でも、
ランニングウェアに着替えた。
昨日より10mだけ長く走れた。
いつもならエレベーターに乗るところを階段にした。
それも全部、前に進んでいます。
私はダイエットを続ける中で、
「0.01ミリでも前へ進めたら十分」
と何度も自分に言い聞かせてきました。
小学6年生の頃の私から見れば、
36歳でランニングを始めたこと自体が、とんでもない一歩です。
そして最初の一歩を踏み出した36歳の私から見れば、
ハーフマラソンを完走するなんて想像もできませんでした。
でも、その間に何か特別な一日があったわけじゃない。
小さな一歩を、
ただ何度も積み重ねただけです。
だから今日、1km走れなくても大丈夫。
途中で歩いても大丈夫。
昨日より、
0.01ミリだけ前へ。
それくらいの気持ちで、一緒に続けていきましょう。
ランニングだけ頑張ろうとしても、私の場合はなかなか続きませんでした。
食事を少し見直して、日常の運動を増やして、自宅筋トレを始める。
そんな小さな変化を積み重ねた先に、ランニングがありました。
「まだ走るところまでは気持ちが乗らへんな」という方は、まず自分にできそうなところから始めてみてください。






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